放射温度計とは?
誰もが知っている温度計。気温を測ったり、体温を測ったりしますね。水の温度や物の温度を測るとき、温度計をそれらにそっとあてがいます。私たちは温度計に、知らず知らずにそんなイメージを持っています。
放射温度計は、そんな温度計のイメージを覆す「触れずに測れる」不思議な温度計なのです。私たちの身の回りのすべてのものは、その温度に対応した波長の赤外線がでています。この赤外線をとらえ温度に変換してものの表面温度を表示するのが放射温度計です。
使用上の秘訣
しかし、物から離れて温度を測ることは、ちょっと不安ですね。どこの部分の温度なのか、ピンときません。そこで放射温度計を使うには秘訣があります。
これを知っているだけで自由自在に使えるようになります。
秘訣1 測定部分(測定視野)を知ること
HORIBAの放射温度計には、測る物に応じていろいろな視野を持った種類がそろっています。
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点を測る
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面を測る
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秘訣2 放射率の設定をすること
物の種類で、放射されている赤外線の出方が違います。正確に温度を測るには、測る物に応じた放射率の設定が必要です。ちなみに「人間の皮膚=0.98」「地上に生えている木=0.5〜0.7」「コンクリート=0.94」「水の表面=0.92〜0.96」などを設定して測ります。
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手の放射率
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水の放射率
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活躍するところ
産業分野では、触れずに、正確に温度を測る必要のある工程が数多くあります。例えば、O-157などの食中毒が問題となった食品業界では食品・食材の温度管理に欠かせない役割を果たしています。他に電気・電子産業、製紙・木材加工業、化学工業など多くの分野で放射温度計は活躍しています。
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