蛍光X線硫黄分析計
SLFA-2800/2100
概要
今日、世界は多くの環境問題に直面しています。
有害な汚染を防ぐための高感度・高精度の分析技術は、ますます重要になって来ています。ディーゼル燃料油、軽油、重油中の硫黄分を減らすための規制が実施されています。これらの規制は、環境意識の向上とともに、将来さらに厳しくなるものと思われます。HORIBAのSLFA-2800/2100は、革新的な分析技術により、これらの要求に応えるものです。
特長
■ソフトウエア
分析操作の簡便化だけでなく、新機能とともにアプリケーションを拡大。
測定単位:%とppmを切り替えて使用可能。
サンプルID:アルファベット(A-Z)と数値(0-9)で10文字までの入力可能。
検量線:検量線グラフが拡大し、7スケール(0.002/0.01/0.05/…/10%)から、自動的に選択します。スケールは%あるいはppm 表示のどちらも可能です。1次式と2次式が選択でき、手動選択と自動選択のどちらも可能です。検量線は5本までメモリー可能で、どの検量線を使うかについて、手動選択と自動選択が選べます。
■測定範囲
測定濃度範囲が0〜9.999%まで拡大し、軽油中の硫黄分低濃度測定から重油中の高濃度測定まで、より広い応用が可能です。
■デザイン
装置外観はHORIBAの新デザイン思想を示しています。 ファンクションキーは、携帯電話と同じ並び方に替えて、キー入力の操作をより容易にしました。
■見やすい大型画面
バックライト方式の大型LCDにより、測定結果が見やすく、高い操作性を実現。
■豊富なデータを見やすい大きな印字で出力
測定値はもとより、測定年月日時分、測定時間、繰り返し回数、サンプルID、平均値、標準偏差、検量線グラフ、X線スペクトルなどのデータ管理に必要な情報が、80mm幅の用紙に大きく見やすくプリントアウトされます。
■データ出力(RS-232Cインターフェース)
分析結果を外部コンピュータに出力することができます。データの保存や各種の統計処理に活用することができます。
■安全機構
X線に対して、誰でも安心して操作できる二重のフェイルセイフ機構を採用しています。試料室あるいはシャッターが閉じられた状態でなければエックス線が照射されない構造であるため、管理区域を設定する必要はありません。ラジオアイソトープ(放射性同位元素)は用いていません。
■ターンテーブル(連続測定および優先測定)
SLFA-2800は8試料まで連続測定できるターンテーブルを装備しています。また、連続して複数の試料を測定しているときに、別の試料を優先して測定する「わりこみ測定」ができます。
■繰り返し精度1.6ppm、検出限界5ppmを実現
小型で高出力のX線管により、ヘリウムなどのパージなしに、高い繰り返し精度を実現しています。急激な温度変化や検出器のドリフトにも安心な自動波高調整機能と、ヘリウムパージを不要とする、温度、大気圧の補正機能により、信頼性の高い測定結果を提供できます。低濃度試料の繰り返し精度は、硫黄0%試料に対して1.6ppmの標準偏差と高いパフォーマンスを示します。また、重油など高濃度試料に対しては、より短時間で測定が可能です。
■C/H レシオの自動補正
C/H レシオの自動補正機能で、オイルの種類の違いによる測定誤差の問題は解消。これで、オイルの種類に関係なく、高精度の測定結果が得られます。
■スペクトル測定
スペクトル測定モードで、試料を総合的に評価することができます。X線管および検出器の状態チェックにも有効です。
価格
SLFA-2800:¥5,145,000
SLFA-2100:¥4,095,000
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