HORIBAの製品が採用しているイムノアッセイは、迅速・簡便・安価に残留農薬を分析する事が出来ます。より効率的に分析を行うために、HORIBAは残留農薬測定システムをご提供します。残留農薬測定システムは「前処理」「イムノアッセイ」「吸光度測定」「レポートの作成」で構成されており、様々な残留農薬測定に対処出来るよう考えています。以下に標準的なシステムにおけるプロセスをご紹介します。
(1)
|
農産物を一定の大きさに細切します(トマトの場合、4等分程度)。
異物混入を防ぐため、手袋を着用して下さい。
可食部を測定しますので、ヘタなどは取り除いて下さい。
|

|
 |
(2)
|
細切した農産物をジューサーなどで磨砕し均一化します(磨砕時間 約1分間)。
|

|
 |
(3)
|
磨砕均一化したものを秤量皿に取り、遠心管に5gを秤取します。
|

|
 |
(4)
|
メタノール25mLを遠心管に加えます。
|

|
 |
(5)
|
振とう機を使い、磨砕均一化した農産物をメタノールで振とう抽出します(振とう時間 約30分間)。
|

|
 |
(6)
|
脱脂綿を詰め込んだシリンジに振とう抽出した液(約5mL)を注ぎ込み、ピストンをゆっくりと押し出してろ過します。
|

|
 |
(7)
|
ろ液1mLを精製水7.5mLの中に加えて試料(10%メタノール抽出液)とします。ろ液はメタノール溶液ですので、作業を迅速に進めて下さい。
|

|
 |
(8)
|
測定キットの標準試薬LおよびHに10%メタノール1mLをマイクロピペットで加えて溶解し、再構成します。
|

|
 |
(9)
|
測定キットの酵素標識物試薬に精製水6mLを加えて溶解し、再構成します。
|

|
 |
(10)
|
試料150μLまたは標準試液150μLを試験管に取り、それぞれに酵素標識物試液150μLを加えて混合し、それぞれ試料混合液または標準混合液とします。
|

|
 |
イムノアッセイ工程(約90分間)
|
(11)
|
抗体プレートのウェルに、試料混合液または標準混合液100μLずつをマイクロピペットで分注します(精度を上げるため、2重測定で行います)。その後ストリップの使用ウェルに合わせて切断したプレートシールを貼り、室温で免疫反応を行います(60分間)。
|

|
 |
(12)
|
免疫反応後、プレートシールをはがしてマイクロプレートを洗浄します(3回)。ウェルの底に洗浄試液が残っていない事を確認して下さい。
|

|
 |
(13)
|
洗浄したマイクロプレートにマイクロピペットで発色試薬100μLを添加し、室温で発色反応を行います(10分間)。各ウェルの発色反応時間が正確に10分間となるように注意して下さい。反応が進むにつれ、徐々に青色に呈色します。
|

|
 |
(14)
|
正確に10分間が経過した後、マイクロピペットで発色停止試薬100μLを添加します。瞬時に黄色に変色します。
|

|
 |
(15)
|
発色停止試薬添加後15分間以内にマイクロプレートをスマートリーダーにセットし、吸光度を測定します。
|

|