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21世紀の注目技術として「バイオ」がキーワードとなっています。ヒトゲノム解析プロジェクトに代表されるようなDNA研究が急速に進み、そこから得られる成果が最終的にどのような恩恵を社会にもたらすか期待がふくらみます。 HORIBAでは、バイオ関連技術の事業化を目指す子会社(株)ホリバ・バイオテクノロジーを設立し、環境測定市場でベンチャー的な取り組みを開始しています。 一方で、従来は分析の目が入りにくかった生物や有機物の測定という市場が、新しいビジネスの場として考えられるようになりました。 日常生活を脅かす様々な汚染物質の調査、食品の安全確保など、人々の健康な暮らしを守るために分析機器が活躍できる時代が到来したのです。
バイオセンサ技術とHORIBAのエレクトロニクス技術の融合を図り、環境ホルモン、残留農薬などの高感度分析を目指す(株)ホリバ・バイオテクノロジー。日常的に口にする食品の安全性への関心が高まっている現在、同社が製品化するコンパクトな測定機器やバイオ試薬の受託開発は大きな飛躍が見込まれます。
HORIBAでは、バイオ市場への本格進出の足がかりとして、環境免疫技術研究所から環境負荷化学物質を測定するバイオ関連技術の権利を取得。環境ホルモンや残留農薬の検査のスピードアップを可能にする技術が含まれ、(株)ホリバ・バイオテクノロジーにおいて活用されます。将来的には、HORIBAの医用部門への応用も期待できます。
これまで分析機器が得意としてきたのは、工業分野や無機物の測定市場でした。しかし、pH測定、X線分析、分光分析技術の発達とともに、動物、植物などの生体や有機物を非破壊で調査することが可能になってきました。たとえば、虫歯に侵された歯のpHイメージング検査からは歯科医療に大きく貢献するデータが得られます。動物の生体組織、人間の髪や肌の状態など、応用範囲は広がっています。
(株)ホリバ・バイオテクノロジーは、2006年に(株)堀場製作所と合併しました。
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