芭蕉が「奥の細道」で訪れたところを、現代の私たちもよく訪れるとおもいます。そこで、当時の旅に比較して、私たちの旅行がどの程度環境負荷が高いかを簡単なモデルを立てながら検討してみたいと思います。芭蕉が巡ったコースを私たちもたどりながら、今と昔の旅のスタイルでどの程度環境負荷が異なるのかを比較してみましょう。簡単にするために芭蕉が通ったところそのものではありませんが、現在の私たちが東北の各県と北陸を回って、大垣(岐阜)までたどり着くコースを決めてみましょう。比較する芭蕉はおよそ180日の行程だったと考えます。
出発点:東京
通過点:福島、仙台、盛岡、秋田、酒田、新潟、富山、金沢、福井
終着点:岐阜大垣
芭蕉の歩いた距離は、鉄道で行く最短距離でも1500km以上あります。ちなみに料金はおよそ4万円、回ってくるだけなら20時間程度で行ってこれます。ここを芭蕉は半年をかけてゆっくりと回ってきたのです。
計算の結果は、上の表のとおりです。相当のエネルギーを使っています。ではどのような条件で計算したのか見てみましょう。