SENSORIUM TopHORIBA Online

環境家族
第二話 ハウスキーピング

【イラスト:飛行場におばあさんを出迎えに行ったおかあさんと進君(手に荷物)上空にジャンボ機が飛ぶ】

ここはY市のそばにある空港です。ひっきりなしに飛行機が離陸や発着をしています。先ほどおばあさんの乗ったS市からの飛行機も無事到着したようです。到着ロビーで優子さんと進くんがおばあさんを待っています。

「あ、あれおばあさんじゃない?」進くんが見つけたようです。

おばあさんが到着ロビーに大きな荷物を抱えて出てきました。

「おばあさん。こんにちは」

「おや、進ちゃん。わざわざ来てくれたのかい?ありがとう」

いつもにこにことしているおばあちゃんです。進くんは、大きな風呂敷づつみの荷物をおばあさんから受け取りました。思ったより重いので、思わず大きな声で「よいしょ」と言ってしまって、おばあさんに微笑まれた進くんは照れくさそうにしています。

「おかあさん。お疲れさまでした。飛行機はゆれませんでした?」

「こんにちは優子さん。お迎えありがとう。今日は天気も良くて、景色も良く見えましたよ」

「ねぇ。おばあさん。これはいったい何なの?」
進くんは重たそうに、両手で荷物を前に抱えています。

「それかい。なんだと思う? 進ちゃんはもしかしたら知らないかもしれないね」
おばあさんは、にこにこしているだけで、中身を教えてくれません。

3人は空港から、バスでY市へ向かいます。


ジャンボ機の消費エネルギー 1eu =5km

400人がのっているジャンボジェットの場合、1人の乗客を燃料1リットルで運べる距離は約22kmです。ジェット燃料は家庭用の灯油とほぼ同じものです。灯油1kgは約11000kcalですから、比重が0.83であれば1リットルは9130kcalのエネルギーを持つことになります。つまり、1eu(2000kcal)の燃料で飛べる距離は約5kmということになります。
自家用車ではどうだったでしょうか。くらべてみましょう。

資料:暮らしのなかの石油、石油学会編(講談社サイエンティフィック)

(注)環境単位で見る世界(ジャンボ機)の数値と若干ことなります。そのジャンボ機が国内線か国際線であるかの違いや、機種の相違によるものです




(c)Copyright 2003 HORIBA, Ltd. All rights reserved.