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触れただけで電気製品を壊してしまう人達!

 
その人がいるだけで、電気製品が故障する?!
過剰な静電気体質のせいか、心理的なものか、
とことん電気と相性の悪い人達の話。
 
電気製品に触れただけで、高圧電流にふっとばされる。部屋に入っただけで、その部屋にある電灯が突然消えてしまう。スーパーマーケットに行けば、商品が並ぶ冷凍棚を故障させてしまうので、店に出入り禁止になってしまった……
一体何の話かと思う人がほとんどでしょうが、世の中には、とことん電気と相性の悪い、いわば「電気アレルギー」とでも呼ぶしかない人達がいます。アレルギーというと、花粉やハウスダスト、一部の食物が原因というのが普通ですが、現代生活に欠かせない「電気そのもの」が原因で、様々な問題を引き起こしてしまう人達の話です。

冬など寒い磁気に金属のドアノブに触れて、静電気が「バチッ」という経験は誰にもあることでしょう。それが度を過ぎてひどいケースの人がいます。その人はとにかく静電気を体にためやすい体質なのか、金属に触れれば指先から青い光が見えるほど。うっかり握手すれば、電気ショックで相手を傷つけてしまう恐れもあるというから事態は深刻。さらに不思議なのは、その体質が子どもにも「遺伝」していることです。
こういう体質ゆえに家にある電気製品は故障続き。アイロン、ビデオデッキ、乾燥機を「壊して」しまい、メーカーは保証条件を放棄しない限り「あなたには売らない」と匙を投げてしまいました。

また、その時々の精神状態によって、電気アレルギー症状が出たり出なかったりする人達もいます。例えば仕事で緊張している時に限って、周囲の電気製品をおかしくしてしまう女性。逆に「心ここにあらず」の状態の時に、電灯を消してしまう男性。病院の高価なX線検査機器、手術に使う機器を故障させてしまった男性もいます。病院に行くと精神的に不安定になるのは理解できるところですが、これでは電気アレルギーの原因を突き止めることも難しくなります。

エジソンが電球を発明して以来、「電気」は人間の生活に深く関わるようになり、コンピュータを内蔵した製品が日常生活を当たり前のように支えている現代。電気なくして一日も暮らせない状態です。しかし、人間を含めた生物と電気の関係については、深く研究されているとは言えません。実際、上で述べたような電気アレルギーの症状を調べようとすれば、変人扱いされるでしょう。でも現実に電気との関わりで困っている人、悩んでいる人がいます。部屋中に電気製品があふれている中で暮らしている普通の人も、もしかすると何らかの影響を受けていると考える方が自然かもしれません。
icon 参考文献:マイケル・シャリス著『脱・電脳生活』(工作舎)
 
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