|
・作物の生育に適している土壌
りんご・イネ(pH5.0〜6.5) モモ・ナシ(pH6.0〜7.5)
松(pH4.5〜6.5) アスパラガス(pH6.0〜8.0)
・日本の川や湖にもいろいろある
石狩川(北海道)pH6.5 須川(群馬県)pH2.5
利根川(茨城県)pH7.1 琵琶湖(滋賀県)pH7.4
山中湖(山梨県)pH7.3
(海水 pH8.0〜8.5 石灰 pH13.0)
生物が生きる環境にも、もちろんpHがあります。現在の海は、pH8.0〜8.5です。川にも、土にもpHがあります。この値によって、魚が住めない川や、樹が育たない土地があったりします。
植物が育つ土のpHは、りんご・イネ(pH5.0〜6.5)モモ・ナシ(pH6.0〜7.5)で、りんご・イネの方が酸性の土地が適していることがわかります。農家は、この土のpHを肥料などで調節して作物を育てています。また、日本の山では、むかしたくさん採れていたマツタケがだんだん採れなくなっています。その大きな理由の一つは「酸性雨」によって土壌(土の性質)が変化したり、酸に弱いマツタケ菌が死んでしまうらしいのです。
また、須川(群馬県)は、pH2.5です。この川は上流に草津温泉をひかえ、昔は硫黄鉱山があったなど火山地帯です。この川の途中のダムでは、石灰を川の水に混ぜ水を中和しています。つまりpHを7に近づけ下流に影響を及ぼさないようにしているのです。この須川の下流は利根川に流れ込み太平洋に出ます。利根川のpHは、7.1で、太平洋、海は8.0くらいですからおもしろいですね。
このようにして、人間の世界とpHの世界は重要なつながりがあります。
|